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2019.08.14

スミカあるある話(夏501874)

東京都豊島区での体験談その最終章

満面の笑みで出迎えてくれるなり『やっぱり、出た!』家主さんからの以外過ぎる一言でその場が奇妙になごんだ話になったことを覚えている。『ここだけの話~L型の角部屋部分が突き出て敷地に納まらないから、そこだけ後で買い増しして建てたんだよね~』建築工事途上に発覚したこともあり工事は続行されたものも、買い増しされた敷地からは多くの人骨が折重なるように出土したことから自治体・警察対応をへてやっと繁忙期に間に合わせたと言う。

 

『それでね~お祓いをお願いしたんだけど、現場監督さん工期遅れまいと焦ってたからな~お祓い忘れて引渡してそのまま入居しちゃってる感じかな~』隣接地は東京大空襲で被災され身元不明となった無縁仏の永代供養の霊園でその一部敷地に角部屋が建てられていた。家主さんから『今からでも、お祓いの手配をお願いします』と、何故か遅ればせながらのゴーストバスターズ的な談笑で終始した。

 

大都会東京は戦後急激な復旧と発展を遂、近代高層ビル街が織りなすネオンの華やかさの影に埋もれ忘れ去られてしまいそうな多くの身元不明の犠牲者達からの弔いを求めるメッセージなのかも知れない。

 

それにしても理解し難い不可解な二つの事が今でも忘れられない。その一つが、お祓いの手配をする間もなく四世帯とも即入となりその後も何の怪現象も起こること無く快適ライフをエンジョイしていった四人の男子学生が偶然にも物件案内から契約に至るまで母子同伴の疑う余地なしのマザコンであること、二つ目が管理スタッフ二人による調査仮入居によると鎧(ヨロイ)をまとった落ち武者が現れ金縛りに襲われていた、これは退去した四名の女子学生とほぼ同様で、空襲による戦没者とは時代的に整合性が矛盾する。更に窓ガラスに写った女性らしき人型は?・・・尚この建物、環境・立地・建物グレード・賃料などなどからも申分のないベスト賃貸で空待ち予約の大人気物件ですよ。